2010年10月27日水曜日

クリスマスはないけれど、、、


先日、JICA山形事務所の方より、山形の子どもたちと現地の子どもたち、クリスマスカードの
やりとりができないか?という依頼がありました。
山形の子どもたちが海外に関する興味を深めたり、英語に慣れ親しんでもらいたい
ということで開催されるイベント。
ぜひわたしの学校のパレスチナの子どもたちと!と思ったけれど、ここはイスラム教の国。
もちろんクリスマスはありません。

カウンターパートにも少し話してみたけれど、ヨルダンのクリスマスは一部のクリスチャンの
人たちだけで、ムスリムの人たちはやはりクリスマスはなく、普通に仕事をするそうです。

残念ながら、宗教上イベントに協力できない、、、

でも、ヨルダンにもクリスマスのようなイベントがあるよ!とカウンターパート。

ヨルダンにはラマダン(断食)明けのお祭り(イード)と犠牲祭(同じくイード)の2つのお祭りが
あって、犠牲祭は来月11月。
羊や牛を生贄として殺して、親族や友人、貧しい人たちと分かち合うお祭りらしいのですが、、
クリスマスはないけれど、ヨルダンには犠牲祭(イード)がある!ということで、
今日は5年生の美術の時間、そのお祭りのリサーラ(手紙)を書くというテーマになりました。

普通にかわいいお花を描いている子もいたけれど、やはりムスリムの国!
モスクを描いている子が何人もいたし、羊を殺すところを描いている子もいて、日本では
こんな絵を書く子は絶対にいないよなあ、とまた文化の違いを感じた日でした。



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