2010年11月16日火曜日

犠牲祭

今日、犠牲祭ツアーに参加してきました。
首都アンマンよりバスで約2時間のカラクという街へ。

前日より数人でカラク入りし、カラクのJOCVSV隊員の家にお邪魔することに!
みんなで鍋を食べ(久しぶりの日本のお味噌!)お酒を飲み、SVさん宅にあったギターや
ケーナ、サンポーニャなどの南米の楽器を使い、なぜか音楽会・・・
夜中の3時まで続きました。。笑 

今日はカラクのヨルダン人宅にお邪魔し、羊の屠殺を目の前で見せてもらいました。


犠牲祭はイスラム教徒のお祭りで、羊などの動物を一匹生贄として捧げ、この日を祝います。
一部は貧しい人に振る舞われ、親族や友人にも分け与えるそうです。

今日主役の羊さん・・・
何かを悟ったように、何も抵抗しませんでした、、。


まず、水を飲ませ、、、

首を一気に切り落とし、、

 そしたら血がだらだらだらだら、、、 血の海に、、

その後、羊の皮と身が離れやすいように空気を入れ込み、

羊の皮を剥ぎます。

そして内臓をきれいに取り除き、

小さく切り分けられます。

その後、、、今日の羊は「マンサフ」に。
「マンサフ」は、羊を煮込んだスープでご飯を炊いて、ご飯の上に羊肉を乗せて出されます。


口がぱっくり開いた状態で、羊の頭がドーンと乗せられて出てきました!


ちょっと臭みがあるけれど、おいしい!
今日はスプーンやフォークがあったけど、本当は手で食べます。

 
いつもお祈りをしたり、アッラー(神)だけを信じて生活しているムスリムの人たちを見て、
イスラム教って何かに取り付かれてる変な集団みたい・・・と感じることもたくさんあったけど、
何年も前からある儀式が今でも同じように受け継がれていたり、
貧しい人にも分け与える助け合いの精神は、本当にすばらしいことだと思ったし、
日本に持って帰りたいところだなあーと思いました!

今日お世話になった家の子どもたち*


こんなにかわゆい子どもたちも、いつかこんな日が・・・

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